
グレート・バリア・リーフ、エアーズ・ロック、など雄大な自然景観や、カンガルーやコアラなど珍しい動物たちなど、多くの魅力に満ちたオーストラリア。
日本の約22倍と広大な面積ですが、中央部はほとんど砂漠地帯で、沿岸部に都市が集中しています。ハネムーンの人気はケアンズ、ゴールドコースト、シドニー・メルボルンがある東海岸に集中しています。日本との時差も少なく、様々なレジャーが楽しめるとあって、まさに魅惑の大陸と言えます。
※東海岸は+1時間、中央部では+30分、西部は-1時間。
- 正式国名:オーストラリア連邦
- 面積:769万2,024k㎡
- 人口:約2,405万人
- 首都:キャンベラ
- 公用語:英語
- 時差:-1時間~+1時間
- サマータイム:一部地域のみ
- 通貨:オーストラリア・ドル
エアーズ・ロック
オーストラリア大陸の中央部ウルル-・カタ・ジュタ国立公園にある1枚岩の巨岩です。
高さ348m、周囲約9.4kmの雄大な姿は、日の出や日没には太陽の光を浴びて神秘的な色に変化します。原住民アボリジニの聖地として世界遺産にも登録されています。
グレート・バリア・リーフ
大陸の東北部に南北2,000km以上に及ぶ世界最大のサンゴ礁です。
約300種類のサンゴ、ジュゴンやザトウクジラ、ミドリウミガメなどが生息し、透明度の高い海水は、世界中のダイバーが憧れる海域です。地域一帯は海洋公園に指定され、世界遺産にも登録されています。
オペラハウス
ベネロング岬の先端にあるオペラハウスです。貝を2枚合わせたような白の景観は、「世界3大美港」のひとつであるシドニーの、ランドマーク的存在となっています。
1974年に完成して以来、オペラ、バレエ、演劇、音楽コンサートなど数々の上演を行なっています。
グレート・オーシャン・ロード
ビクトリア州にある湾岸道路です。
メルボルン近郊を出発点に、約350kmにも延びるこの道は絶好のドライブコースです。
途中にはイルカとの遊泳、海岸線での乗馬、マリンスポーツを楽しむシーサイド・リゾートも満喫できます。
移民の国・オーストラリアは、多くの民族が生活しています。そのため、ヨーロッパ料理から各種アジア料理、ポリネシアン料理などワールドワイドなテイストを味わえます。さらに、カンガルーやエミュー・バラマンディ・マッドクラブなどは、オーストラリアだけでしか味わえない食材です。その独特な食文化はグルメをも惹き付けます。
オーストラリアの食材はどれも新鮮で、特に野菜や果物、ロブスターやオイスターなどのシーフードは市場などに獲りたてが並びます。ビーフやラムも意外と味に細やかさがあり違和感はさほどありません。 オーストラリア・ワインは、世界中で評価されており、本場ヨーロッパの味にも引けを取らないおいしさです。
ケアンズなら夕方からオープンする「ナイトマーケット」が狙い目です。 Tシャツショップやお土産ショップ、手作りクラフトショップと、バラエティ豊かな屋台風の店がぎっしり並びます。夜の11時まで営業しているので、夜の散策にもぴったりです。
シドニーでは「バーケンヘッドポイント・アウトレットセンター」がおすすめです。ここには有名ブランドから子供服、靴、食器、家具など何でも揃っており、またオーストラリアの高級デパート「デイビッド・ジョーンズ」も入っています。
クリスマス・ページェント
アデレードで11月に開かれるクリスマス・ページェントは、1933年に開催されて以来、50年以上の歴史を持つアデレード市恒例の真夏のクリスマス祭です。
オーストラリア国内で最も古い歴史を誇るこのクリスマス祭では、おとぎ話やマーチングバンドの主人公約900人と色鮮やかに装飾された花車が、アデレード市街の中心部、キング・ウイリアムス・ストリートを練り歩きます。
お土産品の定番は、オーストラリア・ワインとビーフジャーキー。
コアラやカンガルーを形どったお菓子やかわいいグッズも人気があります。カラフルなデザインを施した原住民アボリジニのブーメランなどもおすすめです。
- 天候
- 南半球の国であるため、季節は日本と逆になります。しかも四季があるのはシドニーやメルボルンなど東南部海岸沿いの都市だけに限られます。この辺りは日本より温暖で、湿度も低く、5~10月の春~秋がベストシーズン。暖かく、天気も安定しており、気持ちの良い旅ができます。
亜熱帯に属するゴールド・コースト周辺、ケアンズ及びグレート・バリア・リーフなども1年を通じて快適な地域です。ダイビング目的なら海の透明度が上がる乾季(4~11月)が良いでしょう。
- レンタカー
- オーストラリアのレンタカー会社は、全土にネットを持っており、車の種類も普通車からキャンピングカーまで幅広く取り揃えています。もちろん好きな所で乗り捨てもOKです。
ケアンズ周辺なら車種が豊富な上、レンタル料が安い地元のレンタカー会社があります。予約は電話、FAX、インターネットで24時間受付可能です。フレンドリーなスタッフは運転や穴場の観光スポットなども教えてくれます。レンタカーを借りて運転するときは、国際運転免許証が必要です。出発前に手続きをしておきましょう。交通は日本と同じ左側通行で、運転操作への心配はそれ程ありませんが、交通ルールなど日本とは違う点もありますので、十分注意しましょう。