
カナダと言えば自然の宝庫で、特に「カナディアン・ロッキー」「ナイアガラの滝」「メイプル街道」「プリンス・エドワード島」が人気です。地域ごとに四季折々の魅力もあり、自然とアクティブに語り合うアウトドア派には、ホエール・ウォッチングやオーロラ観測など魅力も盛り沢山です。「バンクーバー」、「トロント」、「モントリオール」の都市部ではグルメ・ショッピング・エンターテイメントの楽しみが待っています。
- 正式国名:カナダ
- 面積:998万5,000k㎡
- 人口:約3,616万人
- 首都:オタワ
- 公用語:英語、フランス語
- 時差:-13~-17時間
- サマータイム:-12~-16時間
- 通貨:カナダ・ドル
カナディアン・ロッキー
豊かな緑と雪に覆われた山々、それを映し出す美しい湖です。
自然が織りなす雄大なパノラマが楽しめるカナディアン・ロッキーには、山脈を挟んでバンフ国立公園とヨーホー国立公園があり、多くの観光スポットがあります。中でもコロンビア大氷原は雪上車から一面の銀世界を見学できます。
プリンス・エドワード島
東海岸にある小さな島で、小説「赤毛のアン」の舞台として人気があります。アンの家であるグリーンゲーブルズを始め、物語の名場面が目の前に現れ、メルヘンの世界に引き込まれます。
モンロワイヤル公園
モントリオールのロワイヤル山頂に広がるこの公園は市の中心にありながら自然を活かした設計となっており、市民だけでなく小動物の憩いの場でもあります。
ブッチャート・ガーデンズ
世界でも類の見ない広大な敷地に、バラ園や日本庭園などテーマ別に色々な花園があります。花の種類やガーデニングの見事さは、まさに感動的です。
カナダ料理と言える特徴的な食べ物はありませんが、地域ごとに新鮮な素材を使った色々な料理が食べられます。 しかも安くてボリューム満点です。
メイプルシロップやサーモンはカナダの特産品で、本場の味が楽しめます。バンクーバーには日本料理店が増えており、ネタが新鮮なお寿司を始め、和食党にはうれしいお店が何軒もあります。
バンクーバーにはデパート、ショッピングセンター、専門店も多く、ショッピングには大変便利です。ダウンタウンの中心のロブソン通りには有名ブティックが数多く集っており、それに平行するアルバーニ通りは免税店を始め、日系人が経営する土産店や日本料理店が並んでいます。
トロントでは、一般的なショッピングなら市の中心にある360店もの専門店と2大デパートが揃う「イートン・センター」、高級ブランド店やハイセンスなブティックならブロア通りとヨークビル周辺がおすすめです。
モントリオールなら、ヨーロピアン・テイストのファッションやアンティークなどのショッピングがおすすめです。毛皮製品や靴など革製品の製造が盛んなため、専門店も多くあります。サント・カトリーヌ通りにデパートや小売店が集中し、地下には巨大なショッピング・プロムナードが広がっているので、真冬でも気楽にショッピングが楽しめます。
インディアンの祭り
オンタリオ州のマニトゥーラン島は、ネイティブ・アメリカンの保護地区となっています。8月に行なわれるこの祭りは「パウワウ」と呼ばれ、アメリカやカナダの各地からネイティブ・アメリカンが大集合し、祭りの儀式を行なう他、伝統の踊りのコンテストがあります。
代表的なお土産と言えばメイプルシロップ、スモークサーモン、カウチンセーターなどが挙げられます。
また、イヌイットやインディアンのネイティブ・アートなども人気がある他、各地方のオリジナル・クラフトなども記念品として喜ばれるでしょう。
- 天候
- 国土が広いため季節と地域によって気候も異なります。太平洋岸は温暖で過ごしやすいのですが冬に雨が多く降ります。
ロッキーのある山岳部は冬は積雪に覆われ、真夏でも小雪がちらつくこともあります。五大湖周辺の夏は、高温多湿で他の地域に比べ蒸し暑く、また大西洋岸は天候の変化が激しい地帯です。
ベストシーズンは7、8月の夏です。ただし冬はスキーなどウィンタースポーツのメッカとなり、東部のメイプル街道周辺は紅葉シーズンの秋に観光ピークを迎えます。
- レンタカー
- レンタカー会社は、空港ターミナルや主要駅・主要都市の街の中にあります。出発前に旅行会社か日本のレンタカー会社で予約をしておくのがベストです。レンタカーを借りて運転するときは、国際運転免許証が必要です。
カナダでは、車は右側通行で日本とは逆。運転操作には十分注意しましょう。日本より比較的走りやすい道が多いですが、スピードの出し過ぎは禁物です。