京都
エリアプロフィール
奥深い歴史と伝統文化が息付く古都
1,000年以上もの長きに渡り、都としての歴史を重ね、あらゆる時代の代表的建築や伝統文化が残る古都京都。四季折々に見どころも多く、老若男女を問わず世界中の人々を魅了し続けている日本が世界に誇る国際観光地です。
世界遺産である古都京都の文化財
1994年に「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された17もの建造物を始め、国宝の約20%、重要文化財の約14%を有する京都は、まさに日本文化財の宝庫です。
生活に溶け込む多彩な伝統文化
華道、能、狂言など、京都に本拠を置く伝統芸能の流派は数限りなくありますが、中でも代表的な茶道は、各所に点在する寺院の茶室などで気軽に楽しむことができます。
お勧めスポット
見る
洛北
古くから京都の夏の避暑地として愛されてきた洛北は、京都の奥座敷とも呼ばれる大原エリア、鞍馬・貴船エリア、鷹ヶ峯エリア、紫野エリア、一乗寺エリアと大きく5つに分けられ、のどかな風景と自然の中ゆったりとした時間が過ごせます。
【エリア内にある世界遺産】
延暦寺、上賀茂神社洛東
有名な神社仏閣が集まり最も京都らしさを実感できる洛東は、京都屈指の人気観光スポットである清水エリアを始め、建仁寺・六波羅エリア、鹿ケ谷・蹴上エリア、吉田・黒谷エリア、岡崎エリア、東山七条エリアと大きく6つに分けられ、見どころも満載です。
【エリア内にある世界遺産】
清水寺、銀閣寺洛中
京都市の真ん中に位置し、中心的な繁華街を有する洛中は、五重塔でお馴染みの東寺がある京都駅エリアや寺町三条エリア、烏丸今出川エリア、北野エリア、二条城エリアと大きく5つに分けられ、多くの人が集まる賑やかな場所です。
【エリア内にある世界遺産】
下鴨神社、西本願寺、二条城、東寺洛西
古くは貴族の隠棲地として好まれ、有名な観光スポットが数多く点在する洛西は、女性に人気のある嵐山エリア、嵯峨野エリア、栂尾・高雄エリア、松尾エリア、衣笠・御室エリア、花園エリアと大きく5つに分けられ、洛東と並んで人気の観光スポットです。
【エリア内にある世界遺産】
金閣寺、高山寺、苔寺、天竜寺、仁和寺、龍安寺洛南
宇治川が流れ、穴場スポットも多い洛南は、宇治エリア、醍醐エリア、泉涌寺・東福寺エリア、桃山エリアと大きく4つに分けられ、ゆったりとのどかな京都が実感できる場所です。
【エリア内にある世界遺産】
宇治上神社、醍醐寺、平等院
楽しむ
衣装着付け体験
着物で京都の街を観光できる着物の着付け体験は、着物や帯、小物類など一式すべてレンタルできる上、無料で記念写真を撮ってもらえるので、カップルにお勧めです。
その他、京都ならではの舞妓衣装の着付けや芸妓衣装、十二単などの着付け体験も旅の思い出作りに最適です。
京菓子作り体験
四季折々の華やかな京菓子作りを、熟練の職人のレクチャーのもと、気軽に体験できる京菓子体験も人気。自分で作った京菓子だからこそ、味わいもまたひとしお。
その他、京都を代表する銘菓八ッ橋の手作り体験などもあります。
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*その他、友禅染めや京扇子作り、組み紐作り、京焼き体験などもお勧め。
アクティビティ
トロッコ列車や保津川下りの遊覧船で有名な保津峡は、関西一の激流で知られているラフティングスポット。水着とタオルがあればOKのラフティング体験コースがあり、一味違った京都の魅力を堪能できます。
食べる
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伝統が織りなす繊細な味わいが魅力の京料理
京の日常を味わえるおばんざいから有名料亭まで、四季折々の旬な食材を使い、その繊細な味わいやあしらいが魅力の京料理は、目も舌も堪能させてくれます。
京都の食文化を支える京野菜
旬な食材を使い、季節感を大事にしながら盛り付けの器までに心配りを忘れない京料理を支えるのは、近郊の農村から収穫される質の良い京野菜。九条ネギ、聖護院大根、上賀茂のスグキ、賀茂茄子、堀川ゴボウ、鹿ヶ谷カボチャ、壬生菜など四季折々の味が楽しめる他、京野菜を使った京漬物は、塩分が控えめで上品な味わいです。
清らかな水が育む京豆腐
昔から豆腐の原料となる良質の水と大豆が豊富にある京都。
お寺が多いため、精進料理でもよく豆腐を使用したことから味の改良が進んだと言われるそのおいしさは全国的にも知られ、湯豆腐も人気です。近年人気の趣きある町家レストラン
正面が狭く、奥行きが深い「ウナギの寝床」と呼ばれる敷地の中、紅殻格子や通り庭、坪庭などにより独特な風情を醸し出している京都の町家。最近ではその良さが見直され、町家を改装したおしゃれなレストランが増えており、粋な空間で楽しむ京料理やイタリアンなどのお店が人気を集めています。
お土産ガイド
老舗の名品から現代的にアレンジされた日常アイテムまで、 豊富に取り揃う京土産
食べ物
お馴染みの八ツ橋や四季折々の上生菓子、豆腐を使ったお菓子などの甘味を始め、京都の名産の宇治茶、京野菜を使った漬物や佃煮、湯葉、麩など、京都ならではの特産品は数も種類も豊富です。
伝統工芸品
京都を代表する高級絹織物である西陣織や友禅染の小物や和柄のTシャツ、和紙を使った現代的なデザインのおしゃれな文具・雑貨を始め、手工芸の宝庫とも言われる京都。伝統的な老舗の名工芸品から若手作家の物まで、センスの良い工芸品がいっぱいです。
年中行事
- 京都四大行事
5月 葵祭
日本の祭りの中でも最も優雅で古趣に富んだ祭りとして知られる京都三大祭のひとつです。
7月 祇園祭
日本三大祭のひとつとして、その歴史の長さや豪華さに加え、祭事が1ヵ月に渡る大規模なものであることで広く知られています。
8月 大文字 五山送り火
京都の夏の夜空を彩る風物詩。東山如意ケ嶽の「大文字」の送り火が最も有名です。
10月 時代祭
神幸祭、行在所祭、還幸祭の神儀の他、時代風俗行列が行なわれ、明治維新から延暦時代へさかのぼり、順次風俗や文物の変遷を再現する京都三大祭のひとつです。
天候
比較的温暖な気候ですが、京都は三方を山に囲まれた盆地であり、この地形が大きく影響し、夏と冬の寒暖の差は激しく、「夏は酷暑、冬は酷寒」と言われます。
四季の移り変わりが明瞭で、夏冬寒暖の差や昼夜の温度差も激しいため、この気候が京都の生活文化にも大きく影響していると言われます。年間平均気温15.6度、年間平均降水量1,545.4mmです。
ベストシーズン
季節ごとに見どころが変わる京都は、目的に応じて四季それぞれがベストシーズン
- 春
- 桜が満開になる4月上旬は、観光客が多い時期。桜の名所は、嵐山、円山公園などが一般的です。
- 夏
- 各所で祭りが開催されるシーズン。特に祇園祭の前後は観光客が多く、鴨川や貴船の涼しい川床がお勧めです。
- 秋
- 年間を通じて、最も観光客が多い時期で、特に11月中は混雑します。松茸など秋の味覚も美味です。
- 冬
- 観光客が一番少ない時期なのでゆっくり観光でき、予約もしやすくなります。名物の湯豆腐もおいしい季節です。
なるほどQ&A
1日にいくつぐらいのお寺をまわれますか?
拝観できる時間が決まっていることもあり、お寺が集まっているエリアで4~6ヵ所ぐらい、離れていると2~3ヵ所ぐらいが目安となります。
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地図などでよく見られる「上ル・下ル」ってどういう意味ですか?
碁盤の目のように通りが走っている京都では北に向かうことを「上る」、南に向かうことを「下る」、東に向かうことを「東入る」、西に向かうことを「西入る」と言います。使い慣れない言葉ですが、覚えておくと便利でしょう。
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- 宿泊ガイド
情緒溢れる名旅館、ラグジュアリーなホテルなど、目的に応じて宿の種類も様々。夜は外食、朝食は宿で頂く片泊まり対応の宿も充実しています。
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- アクセス
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国内外から観光客が集る京都は、路線バスや地下鉄、私鉄など交通アクセス機関も充実しています。
ドライバーが観光スポットの説明や予算や希望に応じた店に連れて行ってくれる観光タクシーも人気があり、ハネムーンにお勧めです。
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- 観光情報