沖縄
エリアプロフィール
多くの人を魅了するリゾートアイランド
沖縄本島を中心に、49の有人島と多数の無人島からなり立っています。東南アジア、中国、日本、アメリカの文化が混ざり合って独自のものに発展した独特の文化・風土や、恵まれた豊かな自然が魅力の日本を代表する観光リゾート地です。
国際的にも人気があり、台湾、韓国などからも多くの観光客が訪れています。亜熱帯の気候が育む豊かな自然
亜熱帯海洋性気候の沖縄には、島々を取り囲むように発達したサンゴ礁を始め、多数の固有種や固有亜種を含む貴重な動植物が生育・生息しています。
また、これら豊かな自然により作られた景勝地も多く存在します。様々な魅力を持った芸能の島
三線(サンシン)に代表される歌謡や舞踊、沖縄民謡(島唄)といった郷土芸能を始め、オキナワンポップスや沖縄色溢れるロックなど、歌や踊りが盛んな沖縄は、芸能の島とも言われています。
お勧めスポット
見る
首里城
首里城は、琉球国王の居城として築かれました。中国と日本の建築様式が融合された正殿・北殿・南殿などの重要な建物は、第二次世界大戦で焼失された部分が見事に復元され、2,000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。
※登録は「首里城跡」とされています。福州園
福州園は、中国の雄大な自然と福州の名勝をイメージして造られた異国情緒の漂う庭園です。那覇市と中国福建省福州市の友好都市締結10周年及び那覇市市制70周年を記念して開園されました。
平和祈念公園
平和祈念公園は、沖縄戦の最後の激戦地、摩文仁に整備された広大な公園です。
園内には戦没者の名前が刻まれた「平和の礎」を始め、沖縄県平和祈念資料館や沖縄平和祈念堂など、戦争の歴史や平和の心を伝える施設があります。万座毛
切り立った隆起サンゴ礁の断崖と東シナ海の眺望が美しく、県の名勝にも指定されている沖縄本島随一の景勝地です。
「毛」とは沖縄言葉で「原っぱ」のことを言います。
楽しむ
沖縄美ら海水族館
サンゴ礁を彩る熱帯魚を始め、世界最大の魚ジンベエザメやマンタが複数飼育され、4つのフロアと5つのゾーンからなる巨大水族館です。
まるで沖縄の海を切り取ったような神秘的な光景が感動的で、ガイドツアーなど多彩なプログラムも実施しています。
- 入館料金
- 大人1,800円、高校生1,200円、小中学生600円 ※年間パスポートあり
- 開館時間
- 夏期(3月1日~9月30日)8時30分~ 20時
通常期(10月1日~2月末日)8時30分~ 18時30分
※入館締め切りは1時間前。ただし、特定日は開園・開館時間1時間延長
- 休館日
- 12月第1水・木曜日
- 連絡先
- 0980-48-3748
- ホームページ
- https://churaumi.okinawa/
琉球村
沖縄各地より築100年以上の民家などを移築し、昔ながらの沖縄の風景を再現したテーマパークです。
藍染め、陶芸などの工芸体験教室の他、エイサーや空手演舞、村遊びなど郷土芸能のアトラクションも楽しめ、沖縄伝統文化を満喫することができます。
- 入村料金
- 大人840円 中人730円 小人420円 ※20名以上団体割引あり
- 開村時間
- 8時30分~17時30分(最終受付17時)
- 休村日
- 年中無休
- 連絡先
- 098-965-1234
おきなわワールド 文化王国・玉泉洞
沖縄の歴史・文化・自然をまるごと体感できる沖縄県屈指の観光名所です。
鍾乳洞を始め、ハブ博物公園、琉球王国城下町など、沖縄の魅力がすべて堪能できるテーマパークで、連日公演している伝統芸能のスーパーエイサーは、人気のアトラクションのひとつです。
- 入園料金
- フリーパス:大人1,600円、小人800円、玉泉洞&王国村:大人 1,200円、小人600円
- 開園時間
- 4月~10月:9時~ 18時30分、11月~3月:9時~18時(受付は閉園1時間前まで)
- 休園日
- 年中無休
- 連絡先
- 098-949-7421
※その他、「体験王国 むら咲むら」や「フォレストアドベンチャーIN恩納」などレジャースポットがいっぱい。
アクティビティ
美しい沖縄の海を満喫できる様々なマリンレジャーが充実!
世界的なダイビングポイントとしても有名な沖縄の海では、ダイビングやシュノーケリングを始め、空から海を体感できる「パラセーリング」や、海上洞窟探検ができる「シーカヤック」、タンクやレギュレーターなしで水中散歩が楽しめる「シーウォーク」などのマリンレジャーが充実しています。
これらの各種マリンレジャーは、沖縄県内のマリンレジャーショップや各リゾートホテルのマリンスポーツカウンターなどで手軽に体験申込みができます。
食べる
様々な国の影響を受け育まれた個性溢れる島の味
沖縄の食文化は、中国や東南アジア、アメリカなどの様々な国の影響を受け育まれてきました。ゴーヤーや青パパイヤ、ポークランチョンミートなど沖縄ならではの食材も特徴的で、伝統的な沖縄料理は「健康長寿食」として評価されています。
沖縄料理
ゴーヤーチャンプルーやフーチャンプルーといった各種チャンプルー料理を始め、豚の角煮であるラフテーや豚足をじっくり煮込んだテビチなど、地元で日常的に食べられている沖縄料理は、県内各所の食堂などで気軽に味わうことができます。
沖縄そば
沖縄そばは、木灰を水で溶かし、その上澄み液で小麦粉を練った独自の麺と、豚やカツオなどで取ったコクのあるスープが特徴です。地域により「沖縄そば」「宮古そば」「八重山そば」に大別され、店によっても様々な味・バリエーションが楽しめます。
沖縄のステーキ
本土復帰後の特別措置で関税が安く抑えられたため、厚くてボリュームのあるステーキが安価で味わえ、観光客に人気があります。八重山地方で飼育された黒毛和牛「石垣牛」もブランド牛として人気が高く、牛肉以外に島豚(アグー)を扱う焼肉も注目を集めています。
タコス/タコライス
タコスは、トウモロコシ粉や小麦粉で作ったトルティーヤに、牛挽肉や野菜、チーズなどの具をはさみ、サルサソースをかけて食べます。そのタコスを沖縄流にアレンジした料理がタコスの具をご飯の上に乗せたタコライスで、お土産用のレトルト食品もあります。
お土産ガイド
伝統的な工芸品や泡盛などの他、健康食品や化粧品なども人気が高い沖縄土産
ウコンやアガリクスの関連商品を始め、さんぴん茶などの健康茶、各種健康ドリンク類など長寿県沖縄らしい健康食品はお土産としても人気です。
女性には、パパイヤやモズク、サンニン(月桃)などの抽出エキスを配合した美容コスメ類がお勧めです。工芸品
焼物や紅型(ビンガタ)、ミンサー織などの染織物を始め、独特の技法で作られた漆器類、琉球ガラスなどは、沖縄を代表する人気の島土産です。
泡盛
黒こうじ菌を使い、タイ米で作られる蒸留酒「泡盛」はお酒好きの方に人気のお土産です。数多くの銘柄がありますが、ゆっくり熟成させた古酒(クース)は、味わいも深くお勧めです。
年中行事
5月 那覇ハーリー
中国から伝わったとされる爬竜船(はりゅうせん)競漕により漁の安全と豊漁を祈願する祭りです。体験乗船、ライブ、花火など様々なイベントも開催されます。
8月 一万人のエイサー踊り隊
国際通りに県内各地の様々な団体が集結し、沖縄の夏の風物詩「エイサー」を熱く繰り広げるイベントです。
10月 那覇まつり (那覇大綱挽)
ギネス認定の世界一の大綱を挽く「那覇大綱挽」がメインイベントです。市民のみならず、多くの観光客も参加する約15,000人による綱挽きは圧巻です。終了後は、無病息災のお守りとして枝綱を持ち帰ることができます。
天候
亜熱帯海洋性気候に属しており、日本で唯一の亜熱帯の島です。年平均気温は22度前後、最低気温平均も約20度と高くなります。夏は長く、春や秋、冬は短いです。
また、黒潮の関係で冬でも暖かい気候です。そして、沖縄地方は台風銀座と呼ばれており、毎年多くの台風が接近します。高温多湿で年間降水量は2,000mm以上です。
ベストシーズン
天候も安定した「6月末~7月中旬」がベストシーズン 天候も安定し、盛夏期となる6月末から7月中旬がベストシーズンとなりますが、温暖な気候のため、ダイビングなどのマリンスポーツは一年中楽しむことができます。
- 春
- 気温も水温も上がり始める時期。4月中には本島の有名ビーチが海開きします。
- 夏
- 日差しや紫外線が強いので、日焼けが気になる方は日焼け止めは必需品です。
- 秋
- 11月以降は朝夕の気温差も出てくるので、長袖を用意した方が安心です。
- 冬
- 半袖や薄手の長袖だけで過ごせる日もありますが、8度程まで下がる寒い日もあるため、防寒具が必要です。
なるほどQ&A
沖縄の空を満喫できる遊覧飛行体験などはありますか?
那覇空港からヘリコプターやセスナによる遊覧飛行が体験できます。
日中であれば美しい海や離島周辺の景観が、夜であれば街のイルミネーションや首里城のライトアップなどがセレブ気分で満喫できるので、ハネムーナーにも人気です。-
お勧めのショッピングエリアはどこですか?
那覇市のメインストリートである国際通りを始め、ショッピングセンターやシネコンなどの大型店舗が立ち並ぶ天久新都心、夜遅くまで賑わう北谷町ハンビー、美浜アメリカンビレッジなどがショッピングスポットとして人気です。
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- 宿泊ガイド
国内でも有数のリゾートホテルや繁華街に近いシティホテル、長期滞在にもぴったりなコテージタイプのペンションなど、目的に合わせた宿泊施設が充実しています。
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- アクセス
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沖縄へのアクセスは、飛行機(那覇空港)と船の2種類。季節によって空路が変更したり、天候により欠航になったりするので事前の確認が必要です。
県内での移動は、公共交通機関やレンタカー、離島への移動は飛行機や船となります。
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