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■白壁に縦ストライプの黒い木組みが映えるチューダー朝風 |
の民家 |
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○ハーフ・ティンバースタイル様式が特徴
ロンドンの北西約150キロにあるストラットフォード・アポン・エイヴォンは、エリザベス朝時代に活躍した劇作家ウィリアム・シェイクスピアの誕生の地として知られています。
エイヴォン川のほとり、のどかで美しい田園地帯に位置するこの町には、ハーフ・ティンバースタイルと呼ばれるチューダー朝風の美しい家並みが点在します。
ハーフ・ティンバースタイルとは、縦、横、斜めに組んだ木組みと、石やレンガなどを入れた壁からなる建築様式のことです。ヨーロッパでは中世の終わりごろに生まれ、その後、近世までこの様式で多くの建物が造られました。日本でも20世紀の前半に、資本家や地主など、財産のある階級でこの様式の家が建てられました。 |